Walter Van Beirendonck [Feature]

【Walter Van Beirendonk - ウォルターバンベイレンドンク】

1955年ベルギーのブレヒトで産まれたウォルターは、画家を目指してアントウェルペン王立芸術学院に入学。
学校で行なわれたファッションショーに魅了されファッションデザイナーを志すようになる。

1986年、ロンドンコレクションの「ブリティッシュ・デザイナーズ・ショー(展示会)」にアントウェルペン王立芸術学院の卒業生6人で「アントワープの6人」展に
自身のブランドを率いて参加する。絶大な評価を受け「アントウェルペンの6人」と呼ばれ話題になる。

1993年、ウォルターの感性に目をつけた企業のオファーによりブランド「W.&.L.T(ウォルト)」をスタート。
W.&.L.T.は、「Wild And Lethal Trash」の略。
PUKPUK(パクパク)という愛称のキャラクターなどを使ったカラフルな洋服を生み出し、W.&.L.T.は商業的に大成功を収める。2000年春夏を最後にW.&.L.T.のデザイナーを降任。

2001年に自身の名前を冠したブランド「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」を立ち上げる。
この服はアントワープにあるウォルター ヴァン ベイレンドンク自らの出店する店、「ウォルター」でしか販売されていない。
2001年に設立されたセカンドライン「エロティックテロリスト(aestheticterrorists)」は世界中で販売されている。

現在は「Walter Van Beirendonck」をブランド名とし、パリ・コレクションで活躍中。
また、指導者としても実績がありウィム ニールス・ラフ シモンズ・ベルンハント・ウィルヘイム、日本人では瀬尾英樹などが研修、アシルスタントを経験。
アントウェルペン王立芸術アカデミーでは講師として活躍している。
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